2日目はweezerの「pinkerton」を紹介します。
「僕はファンからの手紙の匂いを嗅いだり舐めたりしてセルフプレジャーしてます!」
そんなヤバい歌詞を根暗そうな男が真剣に歌うヤバいアルバムです。
変装するでもなく、特異なキャラクターを演じるでもなく自分自信の姿でボーカルのリバース大先生は自分の恥ずかしい悲しみを世間に叩きつけるのです。
普通恥ずかしくて無理です。
普通に好きな人と恋愛してきたりモテたりしてきたちんぽ供にはわかり得るはずもない、わかって欲しくもない世界観をバシバシかましてくるボーカルのリバース大先生の勇姿は「憧れ」というよりはむしろこれは「俺自身じゃないか!」と思ったものでした。
「リバースの気持ちは俺にしかわからない」などとモテないキンタマ野郎特有の独占欲をもって聴いていました。
このアルバムの恐ろしいところは「叶わぬ性的衝動」「叶わぬ恋」でめちゃくちゃになってる俺のハートを慰めるんじゃなくてより苦しみ、悲しみを増幅させるというところでしょうか、ダメだべした(福島弁)
20代前半の僕は好きな人とSEXできない代わりに毎晩このアルバムとSEXしてました。そして苦しみと悲しみを増幅させて「クソがああぁーっ!」となるのでした。
最低最悪です。好きだげんちょ。